«急にスイッチが»

清雅いいよね

一度も清雅が出てこない最新刊を読んで気付いた、清雅の事が結構好きである
最新刊読み終わってまず思ったのが「清雅今何してるの？」で、とりあえず最後に登場したシーンまで巻を遡った
冷静に考えると正直私は大分昔に清雅に転んでいるんだけど、何かこう認めたくないというか何というか
ずっと気になってたけど兇手の件で完全に転んだよね、あー恥ずかしい
あんなあざとい人をまんまと好きになるなんて恥ずかしい
昔からああいうタイプが結構好きだから困る、以前好きだった人にちょっと似てる
あとオズウェルの時も言ったけど、戦闘員でも肉体派でも何でもない人が出来る限り他人を守ろうとするのが大好きです
絳攸でも清雅でもそれを書いてくれた雪野先生本当にありがとうございます
清雅のどういうところが好きか説明するのは恥ずかしいので御史台の話をしてお茶を濁す

御史台すごく好き、作中の組織としては一番良いと思ってる
彩雲国の組織はかなりの割合で構造的に不健全なので、厳格で仕事のできる長官と如才ないライバルを揃えている御史台は非常に魅力的に映るんだよね
仕事しない・人格破綻者・若過ぎる等問題のある上司を抱えた組織が多すぎる
思い付くまま挙げた三つのうち二つに当てはまる黎深さん流石っす
仕事できる長官だけなら戸部もそうなので、御史台に惹かれるのはやはり殺伐とした空気とライバルの存在が大きいのかな

秀麗のライバルの登場は遅過ぎたと言ってもいい、物語の展開的な意味じゃなくて秀麗の官吏人生的に
清雅に出会う前に、もっと切磋琢磨できる同期がいても良かった
環境が環境だから仕方ないのかもしれないけど秀麗は圧倒的に少女として見られていて、彼女を認めて全力で噛みついてくる相手は清雅以前にはいなかったと思う
これは本当に悔やまれる

下巻にどういう立ち位置で清雅が現れるのか楽しみ
ただ、出て来ないとおかしい人がどれだけいるか考えたらあまりの多さにくらくらしたので、清雅の出番はそれほど期待せずに待ってる